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インダストリーウェブの考えたいろんなアイディア




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その2(1998・4月〜7月)
その3(1998・8月〜10月)
その4(1998・11月〜1999・3月)
その5(1999・4月〜8月)
その6(1999・8月〜9月)
その7(1999・10月〜11月)
その8(1999・12月〜2000・1月)
その9(2000・2月〜3月)
その10(2000・4月〜5月)
その11(2000・6月〜7月)
その12(2000・8月〜9月)
その13(2000・10月〜11月)
その14(2000・12月〜2001・3月)
その15(2001・4月〜2001・6月)
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その36(2007・7月〜2007・12月)
その37(2008・1月〜2008・6月)
その38(2008・7月〜2008・12月)
その39(2009・1月〜2008・6月)

2009.7.12

今年の春につづいて先日も
テレビ局のある番組の関係で

ダンボールでボートを作って
近くの湖でレースをするっていうので
それに参加してみた。

一週間ばかりの時間で
人の乗れる船を
ちゃんとつくって
それでレースをするっていうのだから
結構プロジェクトとしては
難度が高い。

まあ、そのレースの内容は
いったん横においておくとして

もともとダンボールが
どの程度水に強いのかを
知っている人はあまりいない。

筆者らも
水には弱いことは
イメージとしてはわかっていても
実際水につけたら
どれくらいでだめになるのかは
知らないし知っているわけもない。

で、ダンボールをあつめてきてはまずは
水に浸してどれくらいもつものなのか
の実験からはじまった。

結論的にいうなら
バケツの水にダンボールをつければ
ものの5秒ほどで
表面の紙と中に挟まれた
ジグザグの紙がはがれてバラバラになってしまう。

ガムテープで
切り口を覆うと
それで水の侵入がふせげ
だいぶ時間が稼げる。

ガムテープですべてを覆ってしまえば
10分以上は強度が保てる。

それにしても
ダンボールがこれほど水に弱いとはおもわなかった。

考えてみたら

ダンボールは再生紙を使っているわけだし

ダンボールの箱をまた再利用することもあまりない。

ふつうは一度か二度くらい
ダンボールの箱として使ったあとは
廃紙回収業者によって回収されて
再び再生紙になって利用されるのだろう。

だから
ダンボールとしてあるいはダンボール箱として
再生にコストがかかるのは
問題があるわけで
できるだけ壊れやすく再生しやすくなっているべきなのだ。

もちろん
ある程度再利用に耐えられるようなダンボール箱も
存在するわけで
そのために強度を強く持たせたものもあるようだが
基本的には再生しやすくできているものと
考えていい。

だけどもちろんダンボール箱として
流通するときには強度が保たれていなくては
ならないのはもちろんで、

こう考えていくと
ダンボールというものはよく考えられていると思えてきた。

これに近いものには発泡スチロールがあるが、

溶かすには一定の装置らしきものがいるのと
それがない場合には燃やしてしまうことが多いから
やはりダンボールがいいと思えてきた。

実際、水でとけたダンボールを
型にはりつけて
三次元的な造作の梱包材を作って
発泡スチロールの代わりに
梱包材に使うことも以前よりかなり行われている。

こう考えてみると
今後はいろんな造形物に
ダンボールや再生紙を使う、っていうことも
実際必要になっていくんじゃないだろうかと思う。

樹脂を含浸させて固めれば
FRPのような使い方もできるはずだ。

ただその場合にはほぐせないから
ダンボールの良さはでてこない。
できれば水などに溶ける接着剤で
固めれば結構硬くて複雑な形状のきょう体もできるはずだ。

あるいはなにか特殊な作業をすることで
簡単に接着剤が溶けるようなものがあればいい。

発泡スチロールを溶かすような
特殊な溶剤や装置ではなく
もっと簡単にできる「特殊な作業」であればいい。

電気を通すとか、温度をあげるとか
それくらいのレベルだろう。

特殊な環境にいれるというのも
ありかもしれない。

なにかの音や特定の周波数の音のなかにさらすとかして
ばらばらになったらいい。

そういえば
家電などの再生のためにばらし作業を
容易にするために
ある温度にすると
形状記憶樹脂で作ったネジの形が変わって
具体的にはネジのギザギザが引っ込んでしまって
ネジを回さずに部品間がはずれてしまう、というものなのだが
こういうアイディアが面白いと思う。

いずれにしても強度を保つための
繊維状の中身と
それをつないで形と強度を作り出す接着剤という
いわばコンポジットは
もっと積極的に研究されてもいいのじゃないかと
今回ダンボールを触ってみてあらためて思った。


2009.8.9

ここのところ
アメリカや日本や世界中の緊急経済対策のいっかんとして
環境対策と経済対策を
つなげるような施策が企画され行われていて
太陽電池発電やら電気自動車やらの
産業化へのスピードが
にわかに高まってきたように思える。

これはこれでまことに結構なことで

ハイブリッド自動車は
ますますちまたに走るだろうし
電気自動車も
たぶん思ったよりも近いうちに
ハイブリッドや普通の自動車とは
違った分野に投入され
一定の評価を得る時代になっていくように思える。

電気自動車が
これまでの自動車産業の構造を
根本から変えてしまうとは正直思えないが、

一定の影響はあるだろう。
一番の問題は
いままでの自動車へ要求していた価値がどのあたりで
代わってくるかということで

たとえば高級自動車の凝りにこった内装を
欲しがる客層は必ず一定程度はこれからもいるはずで
そんな人たちは
いままでどおりに高級ガソリン自動車か
あるいはハイブリッドということになるだろう。

だが、なかにはちっともそんなものには頓着しない、
最低限の車の機能があればいいという人も
いまでもいるし、これからはむしろ
増えてくるだろうから

車としての体裁はごく簡単安価で
航続距離もすくないが
環境にやさしく価格もけして高くはない
そんな電気自動車が登場してくれば
一定程度町に走りだすことは
ありえないことではない。

今度日産が発表した来年発売するという電気自動車は
残念ながらそんなたぶんこれからの時代に登場すべき
電気自動車を暗示しているとは思えないし、

アメリカのモーターショウなんかで
でてくるようなベンチャー企業が
提案するいままでの自動車の延長上の
まあ、そこそこ格好いい電気自動車、も違うと思う。

ただ、世界的にみれば
提案が始まっている感がしないでもない。

ヨーロッパあたりのプロポーザルを見ていると
まだ格好は悪いが
もしかしたらと思わされるような電気自動車の
提案もでてきている。

どんなところでどんな使い方をするか、という
設定とうまくあいさえすれば
あっというまに広がっていくかもしれない。

日産やトヨタやホンダにはそんな電気自動車を
期待したいのだがね、、。


さて、電気自動車の話はそのへんにしておいて
実は今度の電気自動車は環境対応自動車への
追い風は
ほかにもいろいろな余波や影響を及ぼす。

特
に電気自動車に使われる電池の開発は
電気自動車だけでなく
ほかにも様々なところに影響を
及ぼしてくるはずで

いやむしろ電気自動車(の航続距離)への
影響というよりは
ほかの製品はサービスの高付加価値化への
影響のほうが実は大きいのかもしれない。

化石燃料を使うエンジンなどは
ほぼすべてモータと電池になりかわってもいいはずだ。

まして長距離を走る自動車にくらべて
近距離を走るコミューターに電気自動車は
向いているという話を拡大してみれば

例の電池アシスト自転車や
小型バイク、あるいは農作業用の機材なんかも
電気式になっていくのは加速していくだろう。
実際、農作業用の家庭用小型耕運機なんかは
電動式がこの秋には相次いで登場する。

ともかくここ数年で
エネルギー源と動力源には
根本的な変化がでてくるだろう。

電気自動車はそうはいっても
中小企業が取り組んで
いくのは大変だろうからここは
ほかになにか使えそうなものはないか
考えてみたらいい。

そう言えば
毎年イギリスで行われる
マン島TTレースという歴史あるバイクレースがあるのだが
今年はじめてそれのなかに
電気バイクによるレースカテゴリーができた。

参加しているのは主に海外の大学とかベンチャー企業だ。

残念ながら日本からのエントリーはなかったが

こんなレースにも
日本からぜひ出ていって世界に名をとどろかす
そんな企業や若者たちがでてきてくれることを
期待したい。



2009.8.23

高速道路が
いくら走っても1000円、となってから

いままで思ってもみなかった
現象がおきている。

お盆の帰省ラッシュの日程がずれたり
都会といなかの移動が
思ってもみない方向に流れたり

当然、そうなれば
ビジネスのチャンスも
いろいろ生まれているんだろう。

少なくとも
高速道路のサービスエリアで
とてもたくさんの人々が
サービスをうけているようだから
あのあたりにビジネスは
すでに相当膨らんでいるんだろうと思う。

せっかく高速料金が
安価になったのだから
それで他のものやサービスを
買う、ということもあれば
高速料金もふくめ
できるだけお金を使わずに
全体としてお金を節約する、という
方向もあるんだろうが

いずれにしても
高速料金が下がったから
得をした、というところでとどまらずに
遠くにでかけていけば
なんとなく普段見慣れない風景や雰囲気に
思わずものやサービスに
お金を支払ってしまう、ということはあるのだろうと思う。

一方、こんなこともある。

筆者も毎年高速を使って
遠くへ遊びにいくのだが
しかし今年は高速渋滞を恐れて
旅行をあきらめた。

実家に帰省しなければならないとかの
用でもなければ
あの渋滞に飛び込んでいく気にはなれなかった。
それに9月になれば盆休みより長いかもしれない
連休もある。

むしろその時に
思い切って旅行でもしたほうがよかろう、と
思っている人たちも結構いるのではないか。

子供たちの夏休みと連動しなくちゃならない以外であれば
案外そういう「大人」の旅行もこの時期
あってもいいかもしれないと思う。

お台場の「ガンダム」を見にいくというのでも
数万人もあつまった、というのだから
何がひとを集めるかは
わからない時代だ。

「ガンダム」を見に行く、というのだって
立派な大人の旅行たりえる。


で、そのわりに
大人の自動車旅行のための
サービスや情報は少ないようにも思う。
道具も少ない。

旅行に出かけてから
どこにいくかを考えて方向をさだめていくのも
面白いだろうが
そうはいってもやはり事前の調査は
必要だろう。

そういう情報を供給してくれるサービス
それと遊ぶための道具、
これはもっとアイディアがでてきていい。

どうせ、よくいわれるように
浜辺で一日中本を読むとか
別荘でゆっくりするとかは
日本では難しいのだから
日本的な遊び方をもっと考えていい。

前述のサービスエリアの使い方なんかは
もっといろいろあっていい。


2009.9.6

前回、せっかくの1000円高速なのだから
サービスエリアの有効利用を
考えてみたらいい、という「話を書いたが、
実際、筆者のわりと近くの
サービスエリアでは
そんなことも始まっているようで
先日の朝のNHKのテレビニュースバラエティーで
紹介していた。

山梨は甲府の近くにある双葉サービスエリアという
ところなのだが、
ここでは
農産物や特産物を
サービスエリアの歩行部分に
テントをはって
積極的にアピールをしている。
ただ並べておくだけではなく

地元の名産やあまりこれまで知られていなかった
でも結構その筋では有名になりつつある
特産物を探しだして
サービスエリアにならべている。

たとえば山梨だから
ブドウの巨峰なんかがゆうめいだが
これをアイスクリームにのせたものを
作っている会社があって
そこを探しだして
売ってみないかと誘って
展示販売に成功している。

ほかにも食べ物なんかはその地域特有の
おいしいものなんかは
たくさんあるはずで
そういうのを置いて販売している。

大事なのは
それを探しだすマーケティング会社や
コーディネート会社が
ちゃんと機能していることで
たしかに
サービスエリアの管理運営会社だけでは
荷が重いだろうから
それを担う会社がちゃんと出てきて
企画提案をしている、ということだ。


これは結構大事なことだ。

逆にそういうマーケティング会社は
双葉サービスエリアで成功すれば
同じモデルを
近隣のサービスエリアから広域的に
展開できる可能性はある。

あまり広げていっても
大変だろうが
近くからはじめていけばいいだろうし
それを望むサービスエリア管理会社も
結構でてくることだろう。


ところで
サービスエリアなんかによくたたっている
登り旗がある。
あの登り旗だが
見ている人の正面にむいているときはいいのだが
反対を向いてしまった登り旗は
なにがかかれているかわからない。

印刷の性質上薄い繊維に印刷すると
逆からみれば逆に読めて判読が
難しいということであるのだが

それが当たり前だと思われていて久しい。

考えてみれば
繊維がすけないで
反対側にも印刷されていれば
どっちからみても読めることになる。
風が吹いて登り旗の方向が変わってしまっても
読めることになる。

もちろん印刷工数が倍になるわけだから
安価にしたい場合にはこれがネックになる。
一番の問題はたぶんそこだな。

でも登り旗の両側に同時にアピールする効果はあるのだから
それでもいいのではないかと思う。

それと、両側から同時に見る場合以外に
たとえば壁にそって登り旗がたっている場合がある。
この場合に
通行者にむいていてくれればいいが
壁にむいてしまった場合には誰にも見えないことになる。
実際サービスエリアなんかにたっている登り旗は
壁にそってたたっていて
風の向きによっては
まったく誰からも読めない位置関係になっていることも多い。

この場合、風の向きが変わってしまっても
登り旗の表示の示す方向が
変わらないような方法があればいい。

この場合、登り旗の支点の位置が風によって
並行に移動するようにすればいいかもしれない。

壁沿いに置くタイプであれば結構有効な方法だと思う。
広場の中心なんかに置く場合にはもうちょっと工夫が必要だろうが。

いずれにしても
高速のサービスエリアでの
宣伝アピール、プロモーションというのは
これから重要になっていくだろう。


ところで
サービスエリアで販売するものは
なにも農業を中心とした特産品だけであるのも
もったいない。

筆者の住んでいる地域であれば
時計とかカメラやオルゴールなど
精密製造業が有名な地域であるので
サービスエリアで
それらの組み立てや修理なんかをしている
工房を運営してアピールするという手はある。
さすがにそこで高価な時計やカメラを
買っていく人は少ないだろうが
安価で特徴のある時計や
オルゴールなんかはおおいに買っていくことは考えられる。

そう言えば
昔、浜松のサービスエリアにいったことがあるが
そこではハーモニカが売られていた。
筆者は町の楽器屋さんとか
なかなかハーモニカを売っているところに
出会わすなんていうこてゃそうないことだから
面白いと思って買ってきた。

地域産業の生産品なんかを
作っているところを見せるアピールを含め
アミューズメントと販売を
うまくやってみるのも面白いと思う。


2009.9.13

ところで最近は
以前と違って
高速バスを使って移動することが多くなったようだ。
なんといっても価格が安くなったせいなのだろう。
また、高速道路網の整備とともに
結構いろんなところに高速を使って移動できるようになったから
便利に使えるとされている。

わりとおそい時間に移動するらしく
目的地に到着するのが朝はやいということは
問題らしいが
最近はそこまでもいろいろアイディアがでてきていて

到着したら
近くのホテルなどの
温泉とか風呂とかでひと風呂浴びることができるまで
パッケージになっているサービスもあるようだ。

なかなか考えたものだと思う。

ところでこの高速バス、
もちろんタバコが吸えないはずで
バスに限らず
最近は公共的な場所やサービスでは
たばこが吸えないようになっているから
これはこれでしかたないとは思うのだが

喫煙家からしたら
たてもののなかでの禁煙であれば
途中ででてきて外で吸うということができる場合が
多いのにくらべ
バスや電車ではちょっとそういうわけにはいかないから
喫煙家にとっては
不便ではあるのだろう。

さすがに公共的乗り物で
喫煙する方法を考えるというのは
ちょっと大変そうだ。
アイディアも出て来ない。

しばらくは
サービスエリアで車が止まるびに
車を降りて
たばこを吸う、ということになるだろう。

ただし、この場合、
問題がある。

たばこを吸っている人は
たぶんあまりきがついていないだろうが

実は車の外でたばこを吸っても
体や衣服にはたばこの匂いはかなりまとわりつく。

そのまま車に入ってこられると

座席の隣に座っている人には
かなり匂いが伝わってくる。

たぶん隣に座った人が
喫煙家であれば問題はないだろうが
たばこを吸わない人であれば
たばこの匂いはかなり伝わってきて
もともと密集した場所だし狭い場所なので
これはこたえる。

しばらくすれば
アエコンの風で散っていくのだろうが
それまでは結構隣人には伝わってしまう。

で、どうだろうか。

高速道路のサービスエリアの
喫煙所にいっかくに
コンプレッサーを置いて
喫煙が終わった人に
コンプレッサーの風をふきかけるというのは、

要はエアシャワーだが

これがあれば
相当たばこの匂いは飛ばせるから
そのあとバスや乗り物に戻っても
人にいやな思いをさせることもないだろう。


2009.10.4

高速道路の話題が続く。

1000円高速の恩恵で
遠くまでお金をかけずにでかけることが
できるようになったのはいいが
そのぶん思ってもみないくらいの
大渋滞が発生するようにもなった。

高速道路上に存在する車の台数も
もちろん増えているわけだから
渋滞も発生するだろうとは思うが、

いままで高速道路に積極的に乗らなかった人とか、
高速道路の運転になれていない人が
この機に利用を増やしている、ということもあるだろう。

それにもう一つ考えてみたらいいのは
以前から高速道路の渋滞が発生する要因と
されていることが
先に書いたことなどと相まって
渋滞を徐長し、大規模化させているのではないか、
ということだ。

高速道路の渋滞が発生する要因として
言われているのは
緩やかな登りで
ドライバーが知らず知らずのうちに
車のスピードが落ちてきて
車間がつまり、
後続の車も次々にブレーキを踏む連鎖が起こって
渋滞につながっていく、というものだ。

高速道路上の緩やかなアップダウンの連続で
渋滞が起きやすい場所のことを
「サグ」というらしい。
これはよく今回の1000円高速の実施時期から
渋滞がよく発生することなどを検証した
テレビなどで放送されていた。

で、そのサグだが
たしかに高速道路の上りなどを走っていると
知らず知らずのうちに
スピードが落ちてくることはよくある、
というか、当たりまえにさがってくる。

あまり下がれば
アクセルを更に踏み込んで
スピードアップするのだが
そのタイミングの遅れが
渋滞につながっていくのだろう。

サグにかかる場所には道路標識で
スピードの低下に気をつける内容が
表示されているが
たぶんそれを読んでいたとしても
自然に下がってくるのだろうと思う。

これを防ぐには
たぶん自動的に車のスピードをコントロールする
「オートクルージング」の機能が
すべての車についていればいいはずだが
実際にはごく少量の車、あるいは一台でも
スピードが低下し、たとえ
「オートクルージング」の機能がついていたとしても
そのスピードを低下させた車の後続の車が
ブレーキを踏めば
その後の車のブレーキの連鎖が始まっていく。

ブレーキの連鎖を生じないようにするためにも
あるいは、ブレーキを踏まないようにするには
スピードの低下を
防ぐのがやはり効果的なのだろうと思う。

以前ある大学と研究した内容に
「引き込み」という言葉があることを知った。

たとえば
歩行に問題のある老人などの介護の場で
歩行を介護しながらいっしょに
介護者と被介護者とで歩いていると
歩行のリズムが同調してくるという。

恋人同士であるいていても
歩行リズムが同調してくるということもあるらしい。

こういう現象を
「引き込み」というらしい。

歩行のリズムだけでなく
いろいろなところで起きる現象でもあるらしい。

であるならこんなことができないだろうかと思う。

高速道路の「サグ」部分の
ガードレールなどに
今はやりのLEDなんかを使った
点滅する照明を等間隔で装着する。

これを
一定のタイミングで高速を走る車のスピードに
合わせて点滅させる。

タイミングによっては
自分の車のスピードより早くLEDが点滅すれば
光がどんどん先に流れていくように見えるだろうし
逆の場合には光を追い越していくようにも思えるだろう。

で、このタイミングを調整して
車に走ってもらいたいスピードで光るようにして
車が想定するスピードで
入っている場合には
同期して光が止まって見えるようにしたら
どうだろうか。

あるいは同期せずに
光が常に先に走っていったほうがつられて
自分も光に合わせてスピードアップしていくのかもしれない。

そのあたりはどういう現象が起きるのか
やってみないとわからないだろうが
なんとなく効果はありそうな気はする。
なにより「引き込み現象」は
間違いなく検証されていることなので
たぶんやってみたらいいと思う。

全国にあるはずの「サグ」に
すべてこういう機構を付ければ
それなりに前向きな公共事業にもなるし
なにより渋滞の緩和になればいい。


2009.11.8

世の中グーグルだとかクラウドだとかで
ITの世界では欧米にプラットフォームを握られてしまって
そのうえで起きるビジネスも根こそぎ握られていくんじゃないかと
思っているが
日本でも面白いことを考えた人がでてきたようだ。

セカイカメラ
http://www.youtube.com/watch?v=FkGJ6WU6Te0

これを使っていろんなビジネスが
考えられると思う。
あんなこと、こんなこと。ウフフ。


そう言えばハンディGPSで有名な
GARMINでは
 OREGON 300という製品があるが
最近はこれを使った宝探しゲームなんかがあるらしい。

GARMIN自身で展開している
アプリケーションかどうかは不明だけれど

IPHONEみたいに
自分の装置はプラットホームとして機能して
そのうえで他人がゲームとかアプリケーションをどんどん
開発してその上で動かしていくようになればいい。

そう言えば最近はIPHONEの上で
動くゲームやアプリを
個人がどんどん開発していて
個人ベンチャ−みたいな創業というか、そんな
展開をみせはじめているようだし、、、。


「セカイカメラ」もIPHONEというプラットホームの
うえでできたアプリで、
さらにそれをプラットホームとして
やはりゲームとかアプリは
いろいろでてくるだろうと思える。

GARMINのような宝探しゲームだって
できるだろうし、、、。

ナビゲーションや観光なんかにも使えるだろう。

観光地でIPHONE+セカイカメラで
観光案内をみたり

セカイカメラ上で仮想的に映し出される
道路標示に従ってナビゲーションする時代もくるかも。

行先にむけた進行方向の情報のみを
選択してそれだけが順番にでてきて
それに従って進行して目的地にたどり着くとか、、、。
まあそんなことしなくてもハンディGPSでことたりるけれど、、、。


グーグルの提供するサービス、ストリートビューだって
ナビや宝探しゲームとかアプリケーションと
連動することもあると思う。

ちなみにストリートビューで新宿あたりを見ていると
個人がアップした新宿のストリートスナップ写真が
掲載されている。セカイカメラに似た感じだ。

セカイカメラもストリートビューもホームページと
連動してお店の紹介や物販なんかとつながっていくだろうことは
容易に予想できる。


セカイカメラみたいな、といえば
フェアリーデバイセスの「ステラウィンドウ」がある。
http://www.fairydevices.jp/ec/jp/stellarwindow/index.html

昨年の「国際航空宇宙展」に出ていて
面白くて開発者としばらく話込んだ。

要は
USBのついたジャイロをノートパソコンにつないでセットすると
そのパソコンの画面上に空を切り取ってみることができる。
夜空でも昼間でも見られる。
もちろん仮想的なものだけれど。

地面にむければ地球の裏側の夜空も見ることができる。
なんか不思議な感じがする。


セカイカメラのように実際の景色に
仮想的な情報をいっしょに重ねてみることができるなんて
面白いと思う。

夜空の星座に文字情報で星座名や「ものがたり」を
重ねてみることができると思うし、
(夜空の星座に織り姫彦星のものがたりを
重ねて読むなんてロマンチックだ)

双眼鏡の向こうの山山や景色に
副次的な情報、二次情報を
重ねてみることもできるだろう。

双眼鏡に写る知らない山の名前が
表示されたり
表示された地域の名前が表示される、ということも
できるだろう。

双眼鏡も顕微鏡も実像を見るという時代から
電気でつながったデジタルな情報を見て
そこに副次的な情報や操作や理解を足して
見せる、というものあり得る時代なのだと思う。

こういうのを
「オーギュメント リアリティー」
というらしい。
覚えておいていい言葉だろう。



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