重度身障者である著者と、アメリカへ留学を控えた彼女。 結婚の前に立ちはだかる数々の障害、不安を一つずつ 乗り越えてゆく二人の姿。 数々のエピソードが率直に綴られ、電子メールやチャットでの やりとりに写真、楽譜などを交えたノンフィクションエッセイ。 「あきらめさえしなければ誰でも夢が叶う」、「自分を信じてさえ いれば誰でも輝ける」といった著者の体験に基づくメッセージが、 存分に込められている。
\1,300(税別) 四六判/300頁 2002.4.20 角川書店 ISBN:4-04-883736-2-C0095
土屋竜一 (作曲家、エッセイスト) 1964年、長野県生まれ。10歳でデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断される。 ラジオパーソナリティを経て、85年からシンガーソングライターとして作・編曲、各地でのコンサートなど精力的に活躍。 98年気管切開、人工呼吸器での生活に。99年、スピーキングバルブによるトークライブを開催。現在は音楽創作に加え、講演や執筆も。著書は他に「出会いはたからもの」(フーコー)がある。
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